ヌビのレッスンバッグ（裏地なし）の作り方｜裏側はパイピングで綺麗に

ヌビ（イブルキルト）を使ったレッスンバッグの作り方の紹介です。

ヌビは、韓国の伝統的なキルティングで、ふわふわと柔らかい手触りが特徴です。

今回は、大人っぽく見えるように、裏側に花柄の生地を使いました。

裏地はなしですが、端の部分は全て花柄の生地でパイピングしているので、裏地がなくても中まで綺麗です。

裏地がないので、軽くて使いやすいと思います。

ヌビのレッスンバッグの型紙（縦30cm×横40cm）

こちらが、ヌビのレッスンバッグの型紙です。

出来上がりサイズは縦、30cm×横40cm、マチは8cmとしました。

ヌビの生地は、袋2枚、持ち手２枚、ポケット１枚（緑のもの）のみです。

それ以外は、端をパイピングする生地です。

ヌビのレッスンバッグの材料

ヌビ生地（袋）　縦32cm×横42cm　2枚
ヌビ生地（持ち手）　縦36cm×横3.5cm　2枚
ヌビ生地（ポケット）　縦35cm×横20cm　1枚
袋の口の裏側の生地　縦5cm×横43cm　2枚
パイピング用の生地（袋）縦4cm×横110cm　1枚（少し余ります）
パイピング用の生地（持ち手）縦36cm×横8cm　2枚
パイピング用の生地（ポケット）縦22cm×横4cm　2枚
パイピング用の生地（ポケット）縦21cm×横4cm　1枚

こちらがヌビバッグの材料です。

生成りのヌビの生地と、ピンクの花柄の生地を用意しました。

花柄の生地は、綿のブロードです。

薄めの生地であれば、他の素材でも大丈夫です。

今回は少しアクセントをつけるために、あえて色の違うピンクを選びました。

もう少し落ち着いた感じに仕上げたい場合は、ピンクの布ではなく生成りの無地の布を使うと、シンプルに仕上がります。

ヌビのレッスンバッグの作り方

持ち手を作る

持ち手の布の左右を外表に1cm折り、アイロンをかけます。

持ち手の布の中心とヌビの生地の中心を合わせてまち針で留めます。

折ったところをヌビの生地にかぶせ、まち針で留めます。

ヌビの生地と持ち手の布をミシンで縫い合わせます。

ポケットを作る

ポケットのパイピング用の生地の短い方を、外表に半分に折り、アイロンをかけます。

アイロンをかけたところを開き、生地の左右を中心の線に合わせて折り、アイロンをかけます。

この後もパイピング用の生地を使いますが、折り方は全て同じです。

ポケット用のヌビの生地を縦長に、表を上にしておきます。

ポケットの上の部分とパイピング用の生地を中表に合わせ、まち針で留めます。

上から1cmのところをミシンで縫います。

ピング用の生地を折り、ヌビの生地の周りにくるっとかぶせ、まち針で留めます。

パイピング用の生地の下から2mmのところをミシンで縫います。

ポケットを、上から5センチ開けて、外表で半分に折ります。

ポケットの重なってる部分を、縫い代5mmでミシンで縫います。

ポケットの左右に、パイピング用の生地を中表で合わせます。

この時、パイピング用の生地は、上の部分はぴったりと合わせて、下の部分が1～2cm残るようにします。

ポケットの左右の端を、パイピングの生地の上から縫い代1cmで縫います。

パイピング用の生地の残ったところを、ヌビのポケットの下の線に合わせて外向きに三角に折ります。

パイピングの生地を、ヌビのポケットの下の線に合わせて上に折ります。

パイピング用の生地を2回折り曲げ、待ち針で留めます。

左右のパイピング用の生地をミシンで縫います。

表から縫った方が綺麗に仕上がりますが、後ろの縫い目が落ちてしまう場合は、裏側から縫うとしっかりと縫えます。

袋を作る

袋の生地を表側を上に置き、中心からそれぞれ5cmのところに印をつけます。

印に合わせて、持ち手を中表になるように置き、クリップで留めます。

持ち手を外側から、5mmと7.5mmのところでミシンで仮縫いします。

袋のヌビの生地を中表で2枚合わせ、クリップで留めます。

※持ち手の部分は上になります。

縫い代1cmで、左右の脇と底の部分をミシンで縫います。

角は丸く切り落としておきます。

袋のパイピング用の布を半分に折り、さらに真ん中に合わせて半分に折り、アイロンをかけます。

袋の口の上から3cm空け、パイピング用の生地を左右と底の部分に合わせてまち針で留めます。

パイピング用の生地は少し長めにしていますが、縫っている時に長さを調整できるように、残った部分はそのまま残しておきます。

パイピングの上から、縫い代1cmで左右と底の部分を縫います。

上の部分は3cm開け、いらないパイピング用の生地は切り落としておきます。

パイピング用の生地でヌビの生地をくるっと巻き、待ち針で留めます。

角の部分は綺麗に重ね合わせます。

パイピング用の生地の上から、左右と底をミシンで縫います。

全体を縫い合わせる

袋の口の布の長い方を外表で1cm折り、アイロンをかけます。

折ったところは一旦元に戻し、中表で2枚合わせてクリップで留めます。

布の端を縫い代1cmでミシンで縫います。

縫い代をアイロンで割ります。

表に返しアイロンをかけます。

袋のヌビの生地に、中表で袋の口の布をかぶせます。

この時、アイロンで折った方が下になります。

ヌビの生地の端の縫い代を開いてまち針で留めます。

袋の口の上から1cmのところをミシンで縫います。

裏の布が表に出ないように、少し引っ張りながらアイロンをかけます。

ポケットの上から1cmのところに線を引き、中心に印をつけます。

袋のヌビの生地の中心と、ポケットの中心を合わせ、袋の口の布の中に1cmポケットを入れてまち針で留めます。

袋の口の布の下から2mmのところをミシンで縫います。

上から2mmのところをミシンで縫います。

袋の口が縫い上がりました。

表に返し、目打ちで角を出し、アイロンで整えます。

出来上がりです。

シンプルなレッスンバッグですが、ほんのりと見えるパイピングがおしゃれな感じです。

カバンの中を開けると、パイピングが華やかで、裏側までとってもきれいです。

ヌビのレッスンバッグの作り方｜まとめ

いかがでしたでしょうか？

ヌビの生地は少しボリュームがあるので、裏地なしの方がすっきりと仕上がります。

キルティングの端が見えてしまわないように綺麗にパイピングすることで、華やかでおしゃれな感じに仕上がります。

流行りのヌビバッグですが、シンプルなデザインなので長く使えると思います。

ぜひ、お試しください。