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現在完了形の英語の文法|継続、経験、完了・結果を5つの例文で説明
目次
現在完了形の英語の文法
現在完了形とは、過去から現在までつながっている出来事を表します。
現在完了形の文法は、「have+過去分詞」で表します。
過去形
過去形の場合、私は1年前は東京に住んでいたが、今はもう東京に住んでいないことを表します。
現在完了形
現在完了形の場合、私は1年前に東京に住み始め、今でも東京に住んでいることを表します。
現在完了形には、「継続」「経験」「完了・結果」の3種類の意味があります。
現在完了形の種類 | 意味 |
---|---|
継続 | 「ずっと~している」 過去に開始し、今でも続いている。 |
経験 | 「~したことがある」 過去から現在までの間に何かをしたことがある。 |
完了・結果 | 「ちょうど~したところだ」「~してしまった」 過去に始まった事が、今まで続いていた。 過去に起こったことだが、その結果が今でも残っている。 |
現在完了形の「継続」の例文
現在完了形の「継続」では、過去に開始し、今でも続いている状態を表します。
継続している期間を表す場合は「for(~の間)」、継続を開始した時期を表す場合は「since(~以来)」を使います。
for(~の間)を使う場合
彼女は5年前にアメリカに住み始め、5年経った現在もアメリカに住んでいる状態です。
彼は、10年前に英語を勉強し始め、10年経った今も英語の勉強をしている状態です。
since(~以来)を使う場合
私は彼女を子供の頃から知っており、現在でも彼女を知っている状態です。
彼女は3歳の時からピアノを習い始め、現在でもピアノを習っている状態です。
現在完了形の「経験」の例文
現在完了形の「経験」では、過去から現在までの間に何かをしたことがある状態を表します。
今までの経験した回数を表す場合は、「once(一度)」「twice(二度)」「~ times(~回)」「many times(何度も)」「before(以前)」などを使います。
私は過去から現在までの間に映画を1回見た状態です。
私は過去から現在までの間にフランスを2回訪れた状態です。
私は過去から現在までの間にこの山に3回登った状態です。
私は過去から現在までの間に彼女に何度も会った状態です。
彼女は過去から現在までの間に私の家に来たことがある状態です。
現在完了形の「完了・結果」の例文
現在完了形の「完了・結果」では、過去に始まった事が今まで続いていた、過去に起こったことだがその結果が今でも残っている状態を表します。
今まで続いており、ちょうど今終わった場合は、「just(ちょうど)」を使います。
既に完了した状態が今でも続いている場合は、「already(もう、すでに)」を使います。
【過去形】私は過去に掃除を終えたので、今まで掃除をしていたわけではない状態です。
【現在完了形】私は今まで掃除を続けており、ちょうど今、掃除が終わった状態です。
【過去形】私は過去にお昼ご飯を食べ終えたので、今までお昼ご飯を食べていたわけではない状態です。
【現在完了形】私は今までお昼ご飯を食べ続けており、ちょうど今、お昼ご飯を食べ終えた状態です。
【過去形】彼は過去にアメリカに行きましたが、今でもアメリカにいるかどうかはわからない状態です。
【現在完了形】彼は既にアメリカに行ってしまい、今もアメリカにいる状態です。
【過去形】彼女は過去にこの本を読みましたが、本を全部読み終えたのかどうかはわからない状態です。
【現在完了形】彼女は既にこの本を読み終えてしまい、今はもう読むところがない状態です。
現在完了形の否定文
現在完了の否定文は、「have+not」で表します。
主語が三人称単数現在の場合は、「has+not」になります。
短縮形は、「haven’t」「hasn’t」を使います。
継続を表す現在完了形の否定文
継続を表す現在完了形の否定文では、「ずっと~していない」という意味になります。
経験を表す現在完了形の否定文
経験を表す現在完了形の否定文では、「have+never+過去分詞」を使用します。
「have+never+過去分詞」で「今まで一度も~ない」という意味になります。
完了・結果を表す現在完了形の否定文
完了・結果を表す現在完了形の否定文では、「まだ~していない」という意味になります。
「まだ」は「yet」を使います。
現在完了形の疑問文
現在完了の疑問文は、「have」を文の先頭に置きます。
主語が三人称単数現在の場合は、「has」になります。
継続を表す現在完了形の疑問文
継続を表す現在完了形の疑問文では、「(過去から現在まで)~し続けていますか?」という意味になります。
答えが「はい」の場合は「Yes, 主語 have(has).」、「いいえ」の場合は「No, 主語 haven’t(hasn’t).」と回答します。
継続の期間を確認する場合、「how long(どのくらい)」を使用します。
あなたは10年前にフランスに住み始め、現在でもフランスに住んでいる状態かを確認します。
あなたが1年前からこの会社で働き始め、現在でもこの会社で働いている状態かを確認します。
「how long」で継続の期間を確認します。
期間を表す場合は「for(間)」を使用します。
継続の開始を表す場合は「since(以来)」を使用します。
経験を表す現在完了形の疑問文
経験を表す現在完了形の疑問文では、「(過去から現在までの間に)~したことがありますか?」という意味になります。
経験の頻度を確認する場合、「how many time, how often(何回くらい)」を使用します。
頻度を表すには下記のような表現を使います。
Once(1回)
Twice(2回)
Three times(3回)
Once a week(週に1回)
Twice a week(週に2回)
Three times a week(週に3回)
Once a month(月に1回)
Twice a month(月に2回)
Three times a month(月に3回)
Once a year(年に1回)
Twice a year(年に2回)
Three times a year(年に3回)
完了・結果を表す現在完了形の疑問文
完了・結果を表す現在完了形の疑問文では、「(過去から現在までの間に)~してしまったか?」という意味になります。
「もう」は「yet」を使います。
現在完了進行形の例文
現在完了進行形とは、過去から現在までつながっている出来事について、今でも継続しているという意味を表します。
現在完了進行形の文法は、「have+been+ing」で表します。
現在完了形の英語の文法|まとめ
いかがでしたでしょうか?
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