英語の間接疑問文とは?who,what,how,which,whereなどを例文で説明

英語の間接疑問文とは?Who,what,how,which,whereなどを例文で説明
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英語の間接疑問文とは?

間接疑問文とは、疑問詞(who, what, how, ,which,whereなど)から始まる節(主語と述語がある文)が目的語となる文の事です。

疑問詞を使った疑問文

疑問詞を使った疑問文の文法は、「疑問詞+動詞+主語」の順番で表します。

Who is he?(彼は誰ですか?)

疑問詞「who」で、相手に「彼が誰か?」を尋ねます。

尋ねられた相手は、疑問について答える必要があります。

【回答】He is Tom.(彼はトムです。)

間接疑問文

間接疑問文の文法は、疑問詞から始まる節が目的語となります。

節の中は、「疑問詞+主語+動詞」の順番で表します。

I don’t know who he is.(私は彼が誰かを知らないです。)

「who」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「who he is(彼が誰か)」を知らないという意味になります。

間接疑問(疑問詞が主語になる場合)

節の中で疑問詞が主語になる場合は、節の中は「疑問詞+動詞」になります。

I don’t know who cleaned the room.(私は誰が部屋を掃除したのか知りません。)

「who」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「who cleaned the room(誰が部屋を掃除したのか)」を知らないという意味になります。

間接疑問文と関係代名詞の違い

疑問詞を使った文には、間接疑問以外に、関係代名詞もあります。

この2つの違いは何でしょうか?

間接疑問文

間接疑問文の疑問詞は、動詞の目的語になります。

I don’t know who that man is.(私はあの男性が誰かを知らない。)

この場合、疑問詞の「who」は「know」の目的語となり、疑問詞から始まる節「who that man is(あの男性が誰か)」を知らないという意味になります。

疑問詞の前後の文を分割すると、文章として成り立たちません。

【×】I don’t know.

動詞「know」の後に目的語がないので、何を知らないのかがわかりません。

【×】That man is.

動詞「is」の後に補語がありません。

関係代名詞

関係代名詞の疑問詞は、名詞の後ろに疑問詞を置いて、名詞を文章で修飾します。

I don’t know that man who is standing in front of the school.(私は学校の前に立っているあの男性を知りません。)

この場合、疑問詞の「who」は先行詞の「the man」を修飾しています。

先行詞をさらに詳しく説明しているだけなので、疑問詞の前後の文を分割するしても文章として成り立たちます。

I don’t know that man.(私はあの男性を知りません。)

That man is standing in front of the school.(あの男性は、学校の前に立っています。)

名詞の後において、先行詞となる名詞を修飾するのが関係代名詞です。

動詞の後において、動詞の目的語となるのが間接疑問文です。

間接疑問文「who」の使い方と例文

疑問詞「who」を使った間接疑問文では、「誰」を表します。

She asked who he was.(彼女は彼が誰か尋ねた。)

「who」は「asked」の目的語になり、疑問詞から始まる節「who he was(彼が誰か)」を尋ねたという意味になります。

I don’t know who will come to tomorrow’s party.(私は明日のパーティに誰が来るのか知りません。)

「who」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「who will come to tomorrow’s party(誰が明日のパーティに来るのか)」を知らないという意味になります。

節の中で疑問詞(who)が主語になるので、節の中は「疑問詞+(助動詞)+動詞」になります。

間接疑問文「what」の使い方と例文

疑問詞「what」を使った間接疑問文では、「何」を表します。

I don’t know what she is thinking.(私は彼女が何を考えているかわからない。)

「what」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「what she is thinking(彼女が何を考えているか)」を知らないという意味になります。

She asked what happened.(彼女は何が起きたのか尋ねました。)

「what」は「asked」の目的語になり、疑問詞から始まる節「what happened(何が起きたのか)」を尋ねたという意味になります。

節の中で疑問詞(what)が主語になるので、節の中は「疑問詞+動詞」になります。

間接疑問文「how」の使い方と例文

疑問詞「how」を使った間接疑問文では、「どのように」を表します。

She asked how I felt.(彼女は私がどのように感じたかを尋ねました。)

「how」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「how I felt(私がどのように感じたか)」を尋ねるという意味になります。

She asked how many apples were in the basket.(彼女はカゴの中にどのくらいりんごがあるか聞きました。)

「how」は「asked」の目的語になり、疑問詞から始まる節「how many apples were in the basket(カゴの中にどのくらいりんごがあるか)」を尋ねるという意味になります。

He asked how long it would take to get to the station.(彼は駅までどのくらいかかるか聞きました。)

「how」は「asked」の目的語になり、疑問詞から始まる節「how long it would take to get to the station(駅までどのくらいかかるか)」を尋ねるという意味になります。

間接疑問文「which」の使い方と例文

疑問詞「which」を使った間接疑問文では、「どっち」を表します。

I don’t know which train is bound for Tokyo.(どっちの電車が東京行きなのかわかりません。)

「which」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「 which train is bound for Tokyo ( どっちの電車が東京行きなのか )」を知らないという意味になります。

Please tell me which book is easier to read.( どっちの本が読みやすいか教えてください。 )

「which」は「tell」の目的語になり、疑問詞から始まる節「 which book is easier to readどっちの本が読みやすいか どっちの電車が東京行きなのか )」を教えて欲しいという意味になります。

間接疑問文「where」の使い方と例文

疑問詞「where」を使った間接疑問文では、「どこ」を表します。

I don’t know where he went.(私は彼がどこに行ったのか知りません。)

「where」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「where he went(彼がどこに行ったのか)」を知らないという意味になります。

She didn’t know where the house was.(彼女はその家がどこにあるのかわかりませんでした。)

「where」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「where the house was(その家がどこにあるのか)」わからなかったという意味になります。

間接疑問文「when」の使い方と例文

疑問詞「when」を使った間接疑問文では、「いつ」を表します。

I don’t know when she returned.(私は彼女がいつ帰ったのか知りません。)

「when」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「when she returned(彼女がいつ帰ったのか)」を知らないという意味になります。

She forgot when she met him.(彼女はいつ彼と会ったか忘れていました。)

「when」は「forgot」の目的語になり、疑問詞から始まる節「when she met him(いつ彼と会ったか)」を忘れていたという意味になります。

間接疑問文「why」の使い方と例文

疑問詞「why」を使った間接疑問文では、「なぜ」を表します。

I don’t know why he’s gone.(私はなぜ彼が帰ってしまったのかわかりません。)

「why」は「know」の目的語になり、疑問詞から始まる節「why he’s gone(なぜ彼が帰ってしまったのか)」をわからないという意味になります。

He didn’t understand why she was angry.(彼はなぜ彼女が怒っているのかわからなかった。)

「why」は「understand」の目的語になり、疑問詞から始まる節「why she was angry(なぜ彼女が怒っているのか)」をわからなかったという意味になります。

間接疑問文「if」の使い方と例文

「if」を使った間接疑問文では、「~かどうか」を表します。

I don’t know if he will come back.(彼が帰って来るかどうかはわかりません。)

「if」は「know」の目的語になり、「if he will come back(彼が帰って来るかどうか)」をわからないという意味になります。

She didn’t know if she could call him.(彼女は、彼に電話をかけて良いのかわかりませんでした。)

「if」は「know」の目的語になり、「if she could call him(彼に電話をかけて良いのか)」をわからないという意味になります。

英語の間接疑問文とは?|まとめ

いかがでしたでしょうか?

下記のサイトでは、英語を理解するために必要となる英語の文法について、網羅的にまとめていますので参考にしてください。

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