不定詞の3つの用法の見分け方|名詞的・形容詞的・副詞的用法

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不定詞は 「to+動詞の原形」で表現され、名詞・形容詞・副詞のような働きをします。

不定詞には、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法の3つの用法があります。

不定詞の3つの用法の見分け方について確認していきましょう。

目次

不定詞の3つの用法の見分け方

不定詞には、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法の3つの用法があります。

用法名使い方例文
名詞的用法不定詞が名詞の働きをして、文の主語・目的語・補語になります。My dream is to be a singer.(私の夢は歌手になることです。)
「私の夢=歌手になる事」なので、不定詞は補語になります。
形容詞的用法不定詞が直前の名詞を修飾します。I have a lot of books to read today.(今日は読む本がたくさんあります。)
不定詞は直前の名詞「book(本)」を修飾しています。
副詞的用法不定詞が名詞以外の語句や文を修飾します。I studied hard to pass the exam.(私は試験に受かるために一生懸命勉強しました。)
不定詞は動詞「studied(勉強した)」を修飾しています。

不定詞の用法の見分け方

最初に不定詞の個所を特定します。(「to+動詞の原形」が不定詞です。)

下記3つの条件に当てはまるか確認し、当てはまるものがその不定詞の方法になります。

条件1条件条件3用法
不定詞が文の主語・目的語・補語になっている名詞的用法
不定詞が文の主語・目的語・補語になっていない不定詞の直前に名詞がある直前の名詞を修飾している形容詞的用法
直前の名詞を修飾していない副詞用法
不定詞の直前に名詞がない副詞用法

不定詞の名詞的用法を例文で説明

不定詞の名詞的用法では、不定詞が名詞の働きをして、文の主語・目的語・補語になります。

主語になる不定詞

To Study abroad is my dream.(留学することが私の夢です。)

不定詞「To Study abroad(留学する事)」が文の主語になります。

To watch movies is my hobby.(映画を見ることが私の趣味です。)

不定詞「To watch movies(映画を見る事)」が文の主語になります。

目的語になる不定詞

She needs to come to school.(彼女は学校に来る必要があります。)

他動詞「need(~の必要がある)」の後に不定詞「to come(来る)」を置き、不定詞を他動詞の目的語にします。

He decided to become a doctor.(彼は医者になると決めました。)

他動詞「decided(~を決めた)」の後に不定詞「to become(なる)」を置き、不定詞を他動詞の目的語にします。

補語になる不定詞

The best way is to apologize directly to him.(一番良い方法は彼に直接謝ることです。)

be動詞の後に不定詞「to apologize(謝ること)」を置き、不定詞を主語について説明する補語とします。

This year’s goal is to read more than 100 books.(今年の目標は本を100冊以上読むことです。)

be動詞の後に不定詞「to read(読むこと)」を置き、不定詞を主語について説明する補語とします。

不定詞の形容詞的用法を例文で説明

不定詞の形容詞的用法では、不定詞が直前の名詞を修飾します。

不定詞の形容詞的用法では、不定詞に修飾される名詞が、不定詞の主語の役割となる場合と目的語の役割となる場合があります。

名詞が不定詞の主語になる場合

I’m looking for someone to carry this baggage.(私はこの荷物を運んでくれる人を探しています。)

⇒Someone carry this baggage.(誰かがこの荷物を運びます。)

不定詞が修飾する名詞「someone(誰か)」は、不定詞で使われる動詞「carry(運ぶ)」の主語になります。

She found someone to take care of her child.(彼女は子供の世話をしてくれる人を見つけました。)

⇒Someone take care of her child.(誰かが彼女の子供の世話をします。)

不定詞が修飾する名詞「someone(誰か)」は、不定詞で使われる動詞「take care of(世話をする)」の主語になります。

名詞が不定詞の目的語になる場合

I have a lot of luggage to carry.(運ばなければいけない荷物が沢山あります。)

⇒I carry a lot of luggage.(私はたくさんの荷物を運びます。)

不定詞が修飾する名詞「a lot of luggage(沢山の荷物)」は、不定詞で使われる動詞「carry(運ぶ)」の目的語になります。

Please give me something to drink.(何か飲むものを下さい。)

⇒I drink something.(私は何かを飲みます。)

不定詞が修飾する名詞「something(何か)」は、不定詞で使われる動詞「drink(飲む)」の目的語になります。

名詞が「不定詞+前置詞」の目的語になる場合

He needs an apartment to live in.(彼には住むためのアパートが必要です。)

⇒He live in an apartment .(彼はアパートに住んでいます。)

不定詞が修飾する名詞「apartment(アパート)」は、不定詞+前置詞「to live in(~に住む)」の目的語になります。

Children need friends to play with.(子供には遊ぶための友達が必要です。)

⇒Children play with friends.(子供たちは友達と遊びます。)

不定詞が修飾する名詞「friends(友達)」は、不定詞+前置詞「to play with(~と遊ぶ)」の目的語になります。

不定詞の副詞的用法を例文で説明

不定詞の副詞的用法では、不定詞が名詞以外の語句や文を修飾します。

目的を表す副詞的用法

She is working hard to buy a house.(彼女は家を買うために一生懸命働いています。)

不定詞「to buy a house(家を買うために)」は「is working hard(一生懸命働いている)」事の目的を表します。

I met her to return her book.(私は本を返すために彼女に会いました。)

不定詞「to return her book(本を返すために))」は「met(会った)」事の目的を表します。

結果を表す副詞的用法

I came home to find out that my mother was out.(私は帰宅して、母が外出していることが分かった。)

不定詞「to find out(わかる)」は「I came home(私は帰宅した)」の後の結果を表します。

She graduated from college to become a doctor.(彼女は大学を卒業し、医者になった。)

不定詞「to become a doctor(医者になる)」は「She graduated from college(彼女は大学を卒業した)」の後の結果を表します。

We ran to the station only to find that the train had left.(私たちは駅まで走ったが、電車が出てしまっていることが分かっただけだった。)

不定詞「to find(わかる)」の前に「only(だけ)」を付け、「We ran to the station(私たちは駅まで走った)」の後の不本意な結果を表します。

感情の原因を表す副詞的用法

She was very pleased to hear the news.(彼女はそのニュースを聞いてとても喜んだ。)

「pleased(喜んだ)」という感情は、「to hear the news(そのニュースを聞いた)」ことが原因であることを表します。

I was very surprised to find out that he was gone.(私は彼がいなくなったことを知ってとても驚いた。)

「surprised(驚いた)」という感情は、「to find out(知った)」ことが原因であることを表します。

判断の根拠を表す副詞的用法

He’s really kind to give you such a nice present.(あなたにそんな素敵なプレゼントをくれるなんて、彼は本当に優しいですね。)

「kind(優しい)」と思った根拠は、「to give you such a nice present(あなたにそんな素敵なプレゼントをくれた)」ことであることを表します。

She is very smart to understand such a difficult problem.(こんな難しい問題がわかるなんて、彼女はとても頭がいいですね。)

「smart(頭がいい)」と思った根拠は、「to understand such a difficult problem(こんな難しい問題がわかる)」ことであることを表します。

不定詞の3つの用法の見分け方|まとめ

いかがでしたでしょうか?

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