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TOEICのテスト内容|初心者は必ず問題形式を確認してください
gilrl
TOEICを始めて受けてみる予定です。
どんなテストかわからないけど、まずは試しに受けてみようと思うのですが、大丈夫かしら?
そもそも、TOEICのテスト内容って、どんなものなのかしら?
どんなテストかわからないけど、まずは試しに受けてみようと思うのですが、大丈夫かしら?
そもそも、TOEICのテスト内容って、どんなものなのかしら?
TOEICのテスト内容がわからない。
そんなお悩みを解決します。
TOEICは2時間で200問のリスニングとリーディングの問題に回答するテストです。
テストの説明も全て英語のため、初心者が対策をせずに受験すると、なんだか良くわからないうちに終わってしまいます。
事前にTOEICのテスト内容を把握した上で受験した方が得策です。
まずは、TOEICのテスト内容を理解し、対策を立てた上で受験しましょう。
目次
TOEICのテスト内容|初心者は必ず問題形式を確認してください
TOEICとは、英語のリスニングとリーディングの能力を判定するテストです。
テスト時間は2時間で、問題数は200問です。
テストに合格・不合格はなく、下記の通り10点~990点のスコアで評価されます。
分類 | スコア |
---|---|
リスニング | 5~495点 |
リーディング | 5~495点 |
TOEICのテストには、特別な分野の専門用語は出題されず、日常生活やオフィスにおける英語のコミュニケーション能力を測るための問題が出題されます。
問題形式は下記の通りです。
分類 | 問題数 | 時間 |
---|---|---|
リスニング | 100問 | 45分 |
リーディング | 100問 | 75分 |
問題文や、アナウンスで流れる説明は全て英語で、日本語の解説は一切ありません。
回答は、マークシートに回答を塗りつぶす方式です。
リスニングでは、米国・英国・カナダ・オーストラリアの英語が使われています。
テストの詳細を見てみましょう。
リスニングは下記の通りです。
パート | パート名 | 問題数 |
---|---|---|
パート1 | 写真描写問題 | 6 |
パート2 | 応答問題 | 25 |
パート3 | 会話問題 | 39 |
パート4 | 説明文問題 | 30 |
リーディングは下記の通りです。
パート | パート名 | 問題数 |
---|---|---|
パート5 | 短文穴埋め問題 | 30 |
パート6 | 長文穴埋め問題 | 16 |
パート7 | 1つの文書 複数の文書 | 29 25 |
TOEICのテスト内容|パート毎の解説
TOEICのテスト内容|パート1
パート1は、写真を見て、聞こえてくる4つの英語から写真に最も適切な答えを選択する問題です。
写真は下記のように、人物が映っているものもありますし、室内の様子、室外の様子だけが映っているものなど、色々なタイプがあります。
最初に聞こえてくる英文は下記のとおりです。
Look at the picture marked number 1 in your test book.(問題用紙にある問題1の写真を見てください。)
続いて、4つの例文が流れてきます。
その中から、最も写真に適切な一つをマークシートにマークしていきます。
パート1で気を付けたいのは、ひっかけ問題があることです。
今回の絵では、「何人かの人がコンピュータを見ながら話している。」写真ですね。
当然、コンピュータに目が行きますから、「コンピュータは現在修理中です。」「何人かの人がコンピュータを片付けています。」など、コンピュータにかかわる英文が聞こえることがあります。
その場合、「コンピュータ」という英語が聞こえたからすぐにマークしてしまうと、不正解になってしまいます。
紛らわしい英文が出ることを念頭に、最後まで英文を聞き、最も写真に適切な番号をマークする必要があります。
TOEICのテスト内容|パート2
パート2は、聞こえてくる英文に対する適切な回答を、3つの回答から選ぶ問題です。
配られた問題用紙を見ても、下記の記述しかありません。
Mark your answer on your answer sheet.(答えをマークシートにマークしてください。)
こちらは、事前に写真を見たり設問の回答を見るなどができません。
とにかく集中して、一言も聞き逃さないようにすることが重要です。
特に、パート2の問題は、最初の1語が聞き取れないと、回答が難しくなります。
When, Where, What, Why, Who, How(いつ、どこで、何を、なぜ、誰が、どのように)などの疑問詞をとにかく確実に聞き取ることが重要です。
問題の内容は、下記のようなものです。
Q:Tomは昨日会議に参加しましたか?
(A)はい、彼は昨日会議に参加しました。
(B)昨日は雨でした。
(C)会議室には誰もいません。
この場合、正解は(A)です。
このような回答の場合は、比較的簡単です。
ただ、ひっかけ問題の場合、(A)の答えがなく、一体どれが正解なのかわからないような回答もあります。
具体的には、(A)の代わりに下記のように回答される場合があります。
- 昨日の会議はキャンセルになりました。
- 昨日のどの会議ですか?
- Tomって誰ですか?
- 昨日は忙しくて会議に参加できませんでした。
このように、模範的な回答ではなく、質問から少しずれた回答がある場合もあります。
このようなケースでも、他の回答が明らかに間違いで、かつ、その回答が会話として成り立つのであれば、正解になります。
パート2では、最初の1語を確実に聞き取り、ひっかけ問題に引っかからないように気を付けて回答する必要があります。
TOEICのテスト内容|パート3
パート3は、複数人の会話を聞き、記載されている問題文について、4択の回答から正解を選ぶ問題です。
パート3で絶対に必要なのは、問題文の先読みです。
全部聞いてから問題文を読んでも、聞いた内容を全部覚えている人は不要ですが、そうでない人は、必ず問題文を先に読んでおいてください。
具体的には、パート3の説明が英語で話されている間に、最初の問題の問題文を読んでしまいます。
そして、会話を聞き、素早く回答をマークし、次の問題が始まる前に、次の問題文を読んでしまう、これを繰り返し行う必要があります。
途中で、聞き取れなかったりすると、このペースが乱れてしまうこともありますが、満点を目指しているのではない限り、聞き逃してしまった問題は捨て、ペースを守りながら先読みと回答を続けていく必要があります。
パート3でとにかく大事なのは、この、先読みをして回答をマークし、次の問題が始まる前に先読みするというリズムを崩さないことです。
一度、リズムが崩れてしまうと、会話文を聞き、問題文を見た時には既に会話文の内容がわからなくなり、一つも答えられないという事態が発生しますので、十分に注意してください。
なお、パート3では、問題文以外に絵・図・グラフなどが記載されている場合があります。
こちらについても、事前に見ておかないと答えられませんので、必ず先に内容を確認してください。
TOEICのテスト内容|パート4
パート4は、一人の人の英語での説明を聞き、記載されている問題文について、4択の回答から正解を選ぶ問題です。
パート4を解くときの注意点も、パート3と同じく先読みです。
パート3と比べてパート4の方が著しく難易度が上がるという事はありません。
パート3と同様に、リズムを崩さず、最後まで回答してください。
なお、パート4にも絵・図・グラフが記載されている場合があります。
これらの問題には、一定のパターンがあります。
例えば、下記のような表と回答がある場合を想定してみましょう。
曜日 | 特別教室 |
---|---|
水曜日 | ヨガ |
金曜日 | エアロビクス |
土曜日 | ダンス |
日曜日 | アロマリラクゼーション |
Q:女性は、何曜日の特別教室に行く予定ですか?
この場合、英語での説明の中に出てくる単語は、「ヨガ」「エアロビクス」「ダンス」「アロマリラクゼーション」のどれかになります。
つまり、表が出てきたら、回答欄に記載されている列の反対側の列を聞き取る必要があります。
このように、絵・図・グラフ問題には、特定の出題パターンがありますので、まずは、公式問題集などを何回か解き、パターンを覚えることで、得点アップが狙えます。
TOEICのテスト内容|パート5
パート5は、短文穴埋め問題です。
パート5を解く時の注意点は、できるだけ正解率を上げつつも、とにかく早く解き終えることです。
リーディングは75分ですが、最後まで解き切れる人は一部の人のみです。
パート6とパート7で、できるだけ多くの問題を解き切るためにも、とにかくパート5は早く解くことが重要です。
パート5で出てくる問題は、基本的には語彙と文法の知識を確認する内容です。
まず、語彙問題についてですが、もし、空白に埋めるべき単語が全く分からなかった場合は、すぐにその問題は飛ばしてしまってください。
語彙問題は、単語を知っているか知らないかを問う問題です。
知らない単語を何分考えても、答えはわかりません。
無駄な時間を使わないために、わからない語彙問題はすぐに飛ばしましょう。
次に文法の問題です。
こちらについては、文章をよく読み、適切なものを考えればわかる場合もありますので、きちんと文章を読んで最適なものを選択していきましょう。
文法の問題については、単語の意味が分からなくても解ける問題もあります。
例えば、下記のように動詞の変化を問う問題の場合、leaveの意味を知らなくても解くことができます。
前後の文を読み、空白に入るべきなのは「動詞の原形」「動名詞」「to 不定詞」「現在完了形」のうちどれかを考え、文の形から正解を見つけ、回答することができます。
また、副詞が正解になる場合も、単語の意味を知らなくても解ける場合があります。
例えば、下記のように単語の品詞を問う問題の場合、単語の意味が分からなくても、最後にlyが付けば、おそらく副詞だろうと判断できます。
できるだけ語彙力は増やしておいた方が良いですが、文法問題の場合は、単語の意味が分からなくても、単語の形から正解を探すこともできますので、すぐにあきらめずにできるだけ回答するようにしましょう。
TOEICのテスト内容|パート6
パート6は、長文穴埋め問題です。
パート5と同様に、パート6についても、次のパート7の時間を確保するために、とにかく素早く終わらせるのが重要です。
パート5と同様で、語彙問題でわからない場合は、素早く次に行きましょう。
文法問題は考えれば解けるものもあるので、できるだけ正解を狙って行きましょう。
パート6の各問題の最後には、一文を空白部分に入れる問題があります。
こちらを先に読むか読まないかは、目標とする点数で違ってきます。
600点前後を目指す人は、事前に空白に入れるべき文を読んでおき、次に本文を読みながら、一文が入る場所を探すのが良いでしょう。
900点以上を目指す人は、事前に読んでいたら時間が足りなくなってしまうというケースもあります。
リーディングの問題を全部解き切りたい人は、一文を空白に入れる問題では、先に問題を読まずに、本文を読んでから回答を選ぶ方法もあります。
目標とするスコア毎に対策を立てていきましょう。
TOEICのテスト内容|パート7
パート7は、長文読解問題です。
おそらくこのパートがTOEIC最難関のパートで、全部解き切れない人が多く出るパートです。
パート7は下記のように、3種類に分かれています。
- シングルパッセージ(文章1つ)
- ダブルパッセージ(文章2つ)
- トリプルパッセージ(文章3つ)
シングルパッセージは、ボリューム的にパート6とそれほど変わらないので、やはり、できるだけ素早く解いていく必要があります。
ダブルパッセージとトリプルパッセージは問題文の量も多く、他の文章を参照しなければ答えが見つからない問題もありますので、それぞれの文章の関連付けを把握しながら文章を読んでいきましょう。
他の文章を参照する具体的な例は、下記のような場合です。
一つ目の文章に日時が記載されている。
2つ目の文章で、女性が男性に大阪で会った時のことが記載されている。
問題文で、女性が男性に会ったのはいつかを聞かれる。
このような場合、2つ目の文章を読んだ上で、もう一度一つ目の文章に戻り、大阪に行ったのが6月12日と書かれているので、正解は6月12日を選ぶという問題です。
これは、一例でしかありませんが、ダブルパッセージ、トリプルパッセージでは、他の文章を参照して答えを導き出す必要がある問題も出ますので、注意が必要です。
TOEICのテスト内容|テストを受ける上での注意点
TOEICの全体のテスト内容は理解いただけたでしょうか?
TOEICは2時間で200問を解く必要があり、とにかく時間との闘いになります。
ちょっとしたミスも目標の点数に届かないことにつながりますので、しっかり事前に準備しておきましょう。
私がTOEICを受ける上で注意した方が良いと思うことをまとめておきます。
筆記用具は十分に準備する
テストの途中で鉛筆や消しゴムを落として慌てているうちにリスニング問題がどんどん進んでしまったなどということにならないように、筆記用具は十分な量を準備しておきましょう。
シャープペンシルは、芯が太めのものがお勧めです。
私は下記のような芯が1.3mmの物を使っています。
このような太めのシャープペンシルを2~3本くらい用意しておくと安心です。
消しゴムについても、2つくらいは持って行った方が良いです。
マークシートへの記入の仕方
マークシートへのマークの仕方は、人それぞれだとは思いますが、後でまとめてマークするのではなく、回答の度に一つづつマークした方が良いです。
(TOEICは問題用紙に書き込みが禁止されているので、そもそもまとめてマークは難しいですが。)
マークシート方式なので、一つでも回答がずれたら大変なことになります。
少しの時間のロスにはなりますが、マークする度に、回答欄を間違えていないか注意しながら確実にマークしていくようにしましょう。
なお、時間内に全部解き切れる人は気にしなくても良いのですが、多くの人が、時間内に全ての問題を解き切れないことになります。
テスト終了の1~2分前になったら、回答は一旦中断し、未回答のマークシートは塗りつぶしてしまいましょう。
間違っても、空白のまま提出はしないようにしてください。
TOEICのテスト内容|初心者は必ず問題形式を確認してください|まとめ
いかがでしたでしょうか?
TOEICが初めての人は、まずは取り合えず受けてみるという方法もありますが、できればTOEICのテスト内容を把握し、対策を打った上で受けた方が良いと思います。
なお、問題形式を理解するのにベストなのは、TOEIC公式の問題集を解くことです。
できれば事前に1冊は買い、2回分解いて勉強した上で、TOEICのテストにチャレンジし、その後は対策を重ねてスコアアップを目指すのが良いと思います。
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