六月下旬、光あふれる初夏の風に誘われて、都会の真ん中に位置する「日比谷公園」を訪れました。
ビジネス街の喧騒を忘れさせてくれるこのオアシスでは、この時期、気高く咲き誇る百合の花々が見頃を迎えています。
雲形池の西側に続く「ユリロード」を中心に、約二十八種類、一万株を超える百合が植栽されており、白やピンク、黄金色といった色彩豊かな景観を楽しむことができます。
高層ビルを背景に凛と佇む百合の姿と、園内を優しく包み込む甘く芳醇な香りは、この季節の日比谷公園ならではの贅沢な魅力です。
ビル群の狭間で涼やかに色づく百合の園(YouTube動画)
透き通るような光を湛え、純白に輝くカサブランカや色鮮やかな百合の群生。
一万株の色彩が織りなす万華鏡のようなユリロードと、時折吹き抜ける涼やかな風。
都会の空を仰ぎながら、清らかな命の輝きと潤いに満たされる日比谷のひとときを、ミニマルな映像に収めました。
日比谷公園・初夏のユリ散策の見どころ
一万株が彩る「ユリロード」の絶景
日比谷公園の最大の見どころは、雲形池のほとりから続く「ユリロード」と呼ばれるエリアです。
ここには自生種から外来種まで幅広く植えられており、背の高いものから可憐な低いものまで、変化に富んだ展示がなされています。
特に、高層ビルを背景に百合が咲き並ぶ光景は、都会と自然が見事に調和した日比谷公園を象徴するフォトスポットの一つです。
五感を癒やす甘く芳醇な香り
ユリロードに足を踏み入れると、まず驚かされるのがその香りの強さです。
種類によっては非常に香りが高く、歩を進めるたびに甘い花の吐息に包み込まれるような感覚を味わえます。
視覚的な美しさはもちろんのこと、初夏の空気とともに漂う豊かな香りが、訪れる人の心をやさしく解き放ってくれます。
都心のオアシスで過ごす贅沢な時間
六月中旬から七月上旬にかけて、次々と開花リレーを繋いでいく日比谷公園の百合。
雲形池の静かな水面や、公園の歴史を感じさせる佇まいとともに眺める花々は、日常の疲れを忘れさせてくれる瑞々しさに満ちています。
ビジネス街のすぐそばにありながら、これほどまでに清らかな命の輝きに触れられるのは、まさに都会のオアシスならではの特権です。
ビル群の狭間で涼やかに揺れる、色とりどりの百合の調べ。
清らかな光と香りに包まれる日比谷公園で、心潤うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

