春の光を湛えた水辺に、溢れんばかりの桜が咲き誇る。
今回は、上野恩賜公園の南端に広がる「不忍池(しのばずのいけ)」の春を訪ねました。
周囲約2kmのこの天然池は、江戸時代から続く風光明媚な景勝地として、今も人々に親しまれています。
目次
都会のオアシス、不忍池の春景色(YouTube動画)
かつて天海僧正が、滋賀の琵琶湖に見立てて整備したといわれる不忍池。
池の中央に浮かぶ「不忍池辨天堂」は、琵琶湖の竹生島を模して建てられたといわれ、桜の海に佇むその姿は都会の喧騒を忘れさせてくれます。
そんな穏やかな春の情景を、動画に収めました。
ボート池から眺める、桜に縁取られた広大な風景
スワンボートがゆったりと浮かぶボート池は、桜に縁取られた広大な景色を楽しむのに最高のスポットです。
水面にきらめく光と、風に揺れる桜の枝。
池の向こう、春霞の空に東京スカイツリーがそっと花を添える様子は、現代の上野ならではの美しさです。
蓮池の小道と、春の調べを奏でる風車
夏には都内屈指の蓮の名所となる蓮池の周りには、桜並木の小道が続いています。
広大な蓮池をなぞるように歩みを進めると、蓮見デッキでは無数の風車が春風を受けて回っていました。
カラフルな風車が奏でるリズムを感じながら、心穏やかにお花見を楽しむことができます。
不忍池は、ボート池、蓮池、そして多くの水鳥が生息する鵜の池と、エリアごとに異なる表情を見せてくれます。
江戸時代の人々が琵琶湖に思いを馳せたように、現代の私たちもこの場所で、変わらない季節の巡りを感じることができます。
不忍池・お花見散策のポイント|まとめ
いかがでしたでしょうか?
空を映す水面と、それを囲む薄紅色の桜並木。
不忍池辨天堂へお参りし、水辺の小道を散策する時間は、日常を少しだけ特別なものにしてくれます。
都会の真ん中に広がる春の絶景を、ぜひ現地でも体験してみてください。

