江戸城の外堀跡に沿って、JR飯田橋駅から市ケ谷駅、四ツ谷駅まで続く「外濠公園」。
約2kmにわたって続くこの細長い公園は、都内でも屈指の桜並木を楽しめる散策スポットです。
車道より一段高い土手上の遊歩道に足を踏み入れれば、頭上を埋め尽くすソメイヨシノやヤマザクラが、春の光を優しく遮ってくれます。
目次
鉄道と桜が織りなす、都会の特別な日常(YouTube動画)
外濠公園の最大の魅力は、すぐ側を走るJR中央線・総武線と桜の共演です。
薄紅色の帯に寄り添うように軽やかに駆け抜ける電車の姿は、この季節だけの特別な絵画のよう。
散歩道から見上げる桜はもちろん、電車の窓いっぱいに広がる桜並木もまた、春の喜びを届けてくれます。
水辺を彩る「花筏」と、春の色彩美
お堀沿いの散歩道を歩けば、橋の上から広がるパノラマビューに出会えます。
満開を過ぎる頃には、散った花びらがお濠の水面をピンク色に染め上げる「花筏(はないかだ)」が見られることも。
また、土手の斜面に咲く菜の花の黄色と、桜のピンク色の鮮やかなコントラストも、春の訪れをより一層深く感じさせてくれます。
見上げるほどの桜が連なり、都会の空を華やかに縁取る情景。
一歩進むごとに塗り替えられるような景色を眺めながら、たおやかなカーブを描く外濠をゆっくりと辿ります。
四ツ谷から飯田橋へ。心洗われる桜の回廊
約2kmにわたって続く桜の回廊は、まさに都会のオアシス。
視界を埋め尽くす薄紅色の雲のような桜の下、心地よい風に吹かれながら歩く時間は、日々の忙しさを忘れさせてくれます。
四ツ谷、市ケ谷、飯田橋。
それぞれの駅近くで表情を変える桜並木を、穏やかな光とともに愛でる贅沢。
春の息吹に満たされた外濠公園で、あなただけの特別な一枚を探してみてはいかがでしょうか。

