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那須どうぶつ王国の保全の森|スナネコ・ヤマネコ・ライチョウなど
那須どうぶつ王国の保全の森では、国内希少野生物であるライチョウの保全に取り組んでいます。
これは、希少な野生生物が絶滅するのを防ぐため、本来の生息域以外でも飼育し野生に復帰をすることを目指す取り組みです。
こちらの施設では、同じく絶滅が危惧されているツシマヤマネコの近縁種である、アムールヤマネコの展示も行なっています。
今回は、貴重な生き物を見ることができる、那須どうぶつの王国の保全の森を紹介したいと思います。
目次
那須どうぶつ王国の保全の森
那須どうぶつ王国の保全の森では、希少生物であるライチョウを始め、アムールヤマネコ・スナネコなどを展示しています。
その他にもミヤマオウム・二ホンリス・ミーアキャットなども展示しています。
那須どうぶつ王国の保全の森|スバールバルライチョウ
こちらスバールバルライチョウです。
ノルウェーやロシアなど、地球の北部に生息し、体も大きなライチョウです。
羽毛は冬は真っ白で、夏には黒褐色になります。
那須どうぶつ王国の保全の森|アムールヤマネコ
こちらはアムールヤマネコです。
中国東北部の川などの水辺の近い森林などに生息しています。
木登りが上手で、猫なのに泳ぎも上手いと言われています。
アムールヤマネコは絶滅が危惧されるツシマヤマネコの近縁種です。
絶滅が危惧されているツシマヤマネコの近縁種として、こちらの施設に展示されています。
那須どうぶつ王国の保全の森|ニホンリス
こちらはニホンリスです。
日本固有種で、日本の本州・四国・淡路島などに生息すると言われています。
中国地方や九州では、ほぼ絶滅したとされています。
木の実や昆虫などを食し、集めたどんぐりを埋める習性があります。
那須どうぶつ王国の保全の森|ミーアキャット
こちらはミーアキャットです。
南アフリカ共和国・ナミビアなどに生息しています。
日の出と共に巣から出てきて、直立に立って日光浴をする習慣があります。
こちらの施設では日光浴ができませんが、電気がついており、電気に向かって日光浴をしていました。
那須どうぶつ王国の保全の森|ミヤマオウム
こちらはミヤマオウムです。
ミヤマオウムは、人間が放牧している羊を集団で襲って肉を食べることがあったため、多数が射殺されましたが、絶滅寸前になったため、1986年以降は法令によって保護されています。
那須どうぶつ王国の保全の森|スナネコ
こちらはスナネコです。
アフリカ北部・西アジア・中央アジアなどに生息しています。
野生の猫の中で、最も小さい種のひとつとされています。
主に砂漠に生息するため、毛の色は砂漠に似た色をしています。
那須どうぶつ王国では、2020年にスナネコが4匹産まれました。
4月に「アミーラ」が、7月に「ハディーヤ」「マシュリク」「サディーカ」が生まれ、現在は、4匹が展示されています。
こちらで木の上に座っているのは、「サディーカ」のようです。
「サディーカ」はメスの猫で、アラビア語で「友達」と言う意味の名前がつけられています。
「サディーカ」の後ろに小さく見えるのは、「ハディーヤ」のようです。
「ハディーヤ」はメスの猫で、アラビア語で「贈り物」という意味の名前が付けられています。
他にも、「マシュリク」というメス猫で、アラビア語で「日が昇るところ」「東方」という意味の名前が付けられたスナネコと、「アミーラ」というメス猫で、アラビア語で「お姫様」という意味の名前が付けられたスナネコもいます。
野生の猫とは思えないほどのかわいらしさです。
ところが、スナネコの前に、「お願い」が出てることに気づきました。
可愛らしすぎる外見のために、おそらくスナネコをペットとして飼いたいと思う人が増えているのだと思います。
こちらの展示場にも「スナネコをペットとして飼いたいと思わないでください。」と書いてあり、那須どうぶつ王国のホームページにも、やはり「をペットとして飼いたいと思わないでください。」と書いてあります。
可愛いスナネコを守るためにも、ペットとして飼うような人がいないといいですね。
那須どうぶつ王国の保全の森|まとめ
いかがでしたでしょうか?
那須どうぶつ王国の保全の森では、希少な動物を見ることができます。
希少な動物を観察しつつ、希少な動植物の保護に関する関心が高まるといいですね。