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皇居一般参観|皇居見学コースや拝見できる建物などを紹介します
皇居は天皇陛下とその家族の住居です。
皇居の中には、天皇陛下の住居の他に、宮殿や宮内庁庁舎など、色々な施設が併設されています。
そんな皇居の中を、一般人でも見学することができます。
今回は、皇居一般参観について説明したいと思います。
目次
皇居一般参観の動画(YouTube)
皇居一般参観(皇居見学)とは?
皇居の面積は約1.15㎢、東京ドーム25個分にも相当するとても広い敷地の中にあります。
皇居、皇居東御苑、皇居外苑など、皇居関連施設は色々ありますが、皇居一般参観とは、皇居の宮殿や宮内庁庁舎など、普段はなかなか見ることができない施設をガイドさんの説明を聞きながら見学するコースです。
いつでも誰でも気軽に入ることはできませんが、皇居の中を歩いて見て周ると言う、貴重な体験をすることができます。
皇居一般参観(皇居見学)の申込手続き
皇居一般参観に参加するには、事前の申込手続きが必要です。
ふらりと立ち寄って入れる場所ではありませんので、申し込み手続きの方法を事前にきちんと確認する必要があります。
皇居一般参観(皇居見学)を事前に予約する場合
皇居一般参観は、宮内庁のHPから事前に予約することができます。
インターネット経由の予約の場合、参観希望日の前月の1日午前5時から予約受付が開始されます。
参観は1日2回、行事などがある場合は、予約できない期間もあります。
参加人数も決まっており、定員に達すると、申し込みができなくなります。
土曜日などはすぐに予約が埋まってしまうため、できるだけ早めに予約することをおすすめします。
なお、希望の参観日が空いていない場合、郵便や窓口で申請できる場合があるので、どうしても希望日に参観したい場合は、宮内庁のHPに掲載されている電話窓口まで問い合わせてみて下さい。
皇居一般参観(皇居見学)の当日受付(予約なしで入る方法)
事前予約なしでも、皇居一般参観に参加する方法があります。
それは、参観当日、直接、皇居の参観受付場所まで行くことです。
こちらも参加人数は決まっており、定員に達すると参加ができません。
絶対に皇居一般参観に参加したい場合は、早めに行って並ぶ必要があります。
皇居一般参観(皇居見学)の料金
皇居の中を歩いて周る一般参観ですが、料金は一切かかりません。
皇居までの往復の交通費さえあれば、無料で皇居一般参観に参加することができます。
皇居一般参観(皇居見学)|入口(桔梗門)への行き方(アクセス)
皇居一般参観の入り口は桔梗門です。
大手町駅や二重橋前駅が桔梗門の近くにありますので、これらの駅を利用するのが便利です。
駅から出ると、皇居の施設も目に入るので、あまり迷わずに10分程度で皇居の桔梗門にたどり着くことができます。
皇居一般参観(皇居見学)|駐車場
皇居の周りには広い通りがいくつもあるので、皇居の近くに車で行くのは簡単ですが、皇居には専用の駐車場はありません。
車で皇居に行く場合、近くの駐車場を探す必要があります。
皇居周辺は警備が厳しいため、近くに路駐できるような場所はありません。
皇居一般参観(皇居見学)|当日の手続き
皇居一般参観当日は、参観開始の10分前までに桔梗門に行く必要があります。
インターネットから申し込んだ場合、皇居参観許可通知を印刷して持って行くと、スムーズに手続きが完了します。
当日受付の場合は身分証明書が必要ですので、免許証など、本人を確認できるものを持参してください。
手続きが完了すると、門から皇居の中に入ることができます。
門を入ると、建物が見えてきます。
こちらで手荷物検査を行い、問題なければ建物の中に入ることができます。
参観開始時間まで、こちらの建物の中で待機します。
建物の中には、コインロッカー、トイレ、売店などがあります。
時間になると、ガイドさんが呼びに来ます。
ガイドは、日本語、英語、中国語など、言語ごとにグループを作って出発となります。
皇居一般参観|皇居見学コースは?(どこまで入れるの?)
皇居一般参観で見学できるコースは、桔梗門から宮内庁庁舎や宮殿を通り、二重橋までです。
皇居東御苑は対象外で、皇居の中でも、皇居御所などには行くことができません。
ガイドさんの指示に従って、全員でまとまってコースを周ることになります。
皇居一般参観(皇居見学)で拝見できる建物や景観と見どころ
皇居一般参観のコースは決まっていますが、色々な建物を見学することができます。
桔梗門(ききょうもん)
桔梗門は、皇居一般参観の入り口となる門です。
こちらは、桔梗門を皇居内から見たところです。
この門は江戸時代に作られたもので、この地に最初に城を築いた太田道灌が桔梗を家紋にしていたので、桔梗門という名が付いたと言われています。
窓明館(そうめいかん)
こちらの建物は、参観開始時間までの参観者が待機する建物で、トイレや売店が併設されています。
富士見櫓(ふじみやぐら)
皇居一般参観で最初に見える立派な建物が富士見櫓です。
高い塀の上にそびえたつ、美しい櫓の周りをまわりながら、いろいろな角度から眺めることができます。
こちらは高さ約16メートルの櫓で、3重の屋根を持つ櫓としては、現存する唯一の櫓です。
江戸時代には、将軍がこの櫓の中から富士山などを眺めたと言われています。
宮内庁庁舎(くないちょうちょうしゃ)
次に見えてくる大きな建物は、宮内庁庁舎です。
1935年に建設された建物で、前の宮殿が焼失してから、1968年に今の宮殿が建設されるまでの間、仮宮殿として用いられていました。
坂下門(さかしたもん)
宮内庁庁舎の近くにあるのが坂下門です。
坂下門を、皇居の内側から見ることができます。
皇居宮殿の松の塔(まつのとう)
宮内庁の左側にある坂を上ると、緑の屋根の建物と、葉っぱの形のようなオブジェが見えてきます。
建物の手前にあるオブジェは松の塔と言う若松の葉を形どった照明塔で、葉と葉の隙間に光が灯ります。
高さ約6メートルで、先端にある輪の飾りは腕輪をかたどったものです。
皇居宮殿
坂を上りきったところから見える細長い建物が、皇居宮殿です。
宮殿全体は、中庭を中心に多くの部屋があるのですが、一般参観で見える建物は長和殿です。
皇居宮殿の長和殿(ちょうわでん)
長和殿は端から端までで160mあります。
一般参賀で天皇や皇族方が手を振っている映像を見たことがある人も多いと思いますが、天皇が手を振っている建物が、この長和殿となります。
12月上旬になると、このように、一般参賀のためのお立ち台が作られます。
長和殿は、横側から見ることもできます。
テレビではなかなか見ることができない風景です。
皇居宮殿の北車寄せ
こちらの玄関は北車寄せです。
主に、両陛下に拝謁される方が利用します。
日本人のお客様が利用することが多い入口です。
皇居宮殿の南車寄せ
南車寄せは、宮殿のメインとなる玄関です。
主に、各国の大統領や首相など、国賓の方々が利用されます。
宮殿東庭(きゅうでんとうてい)
宮殿の前にある広場は宮殿東庭と言い、一般参賀の時の会場となります。
東庭の下は地下駐車場となっており、車が120台駐車できます。
宮殿南庭(きゅうでんなんてい)
南車寄せの隣、塀の向こう側が南庭です。
芝生があり、小さな小川が流れる和風の庭園です。
二重橋(にじゅうばし)「正門鉄橋(せいもんてつばし)」
こちらは二重橋です。
二重橋というと、一般的には「正門鉄橋」と「正門石橋」のことを指しますが、こちらの橋は、「正門鉄橋」です。
この橋は堀から13メートルほどの高い位置にあり、江戸時代には、橋桁を上下二重に組んで橋の上に橋を作っていたために「二重橋」と呼ばれていました。
今は鉄製の橋となっているので、現在の正式名称は「正門鉄橋」です。
「正門鉄橋」から皇居前広場の方を向いたときに見えるのが、「正門石橋」です。
水面に映った橋と本物の橋を合わせると眼鏡の形に見えるため、眼鏡橋とも呼ばれています。
伏見櫓(ふしみやぐら)
正門鉄橋からは、皇居で最も美しい櫓と言われている伏見櫓を間近で見ることができます。
伏見櫓は、三代将軍家光の時代に、京都の伏見城の櫓を解体して移築されたと言われています。
豊明殿(ほうめいでん)
左側の、白い壁で、真ん中に格子がはまっている建物は豊明殿です。
宮殿の中で一番広い部屋となります。
山下通り
山下通りはゆるい坂となっており、秋には綺麗なモミジの紅葉を見ることができます。
蓮池濠(はすいけぼり)
皇居と皇居東御苑を隔てる濠が、蓮池濠です。
蓮池濠の名の通り、夏にはたくさんの蓮の花が見られます。
皇居一般参観(皇居見学)の所要時間はどれくらい?
皇居一般参観の所要時間は、1時間15分です。
実際には、窓明館を出発してから1時間後くらいに、窓明館に戻ってきました。
事前の手続きやお土産を買う時間も合わせると、1時間半はかかります。
皇居一般参観(皇居見学)の服装は?
皇居を見学するということで、きちんとした服装で行かなければいけないと思うかもしれませんが、一般的な観光に行くのと同じ服装で問題ありません。
皇居内の道路はコンクリートで整備されていますが、ゆるい坂道もあり、1時間ほど歩くことになります。
グループでまとまって移動するため、一人だけゆっくりと周ることはできません。
1時間歩いても疲れないような服装と靴で行くのがよいと思います。
私が皇居一般参観に参加した時は、ほとんどの参加者は、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いていました。
皇居一般参観(皇居見学)のお土産(記念品)
窓明館には小さな売店があり、そこで、皇居見学のお土産を買うことができます。
菊の御紋が入った小物や、皇室にちなんだ小物やお菓子が多く、皇居でしか買えないものばかりです。
皇居見学の記念に、皇居らしいお土産を購入することをおすすめします。
なお、お土産を買えるのは、参観前と後のみです。
特に参観後は、窓明館に長時間滞在できないような雰囲気ですので、時間がある場合は、参観前にお土産を買ってしまった方が良いと思います。
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皇居一般参観|まとめ
いかがでしたでしょうか?
皇居一般参観は事前の申し込みが必要で、少し敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、インターネットなどで事前予約もできますし、無料で皇居を見学できます。
普段、なかなか入ることができない皇居の中を見られる貴重な機会ですので、皇居に観光に行くときは、事前に一般参観の予約をしておくことをお勧めします。